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おまけ付き

あなたのツボにはまる、豪華な「おまけ」付きの
美味しくないお菓子と、

おまけは無いけど、あなた好みの美味しいお菓子と、

どっちを選びますか?

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いま考えているのは、巡り合わせということです。

誰かに仕事を依頼したり、会社に発注したりするとき、
相手がどれだけのことをしてくれるか、という基準がまずあると
思うんですが、それ以外に「おまけ」があるような気がするんです。

例えば、

他と同じクオリティーだけど「とにかく早い」とか
他と同じクオリティーだけど「とにかく安い」とか
コミュニケーション能力が高いから「説明がラク」とか
センス・好みが似てるから「任せれば安心」とか

いつも発注してるから「急な仕事もやってくれる」とか
いつも発注してるから「細かい仕事はタダでやってくれる」とか

「お中元・お歳暮に良いものをくれる」とか
「いつも良い接待をしてくれる」とか
「用がなくても連絡を取ってきて世話を焼いてくれる」とか
「こちらが必要としている業界の情報をこっそり教えてくれる」とか
「容姿が好み」とか
「出身地が同じ」とか
「出身校が同じ」とか
「名字が同じ」とか


僕が「おまけ」と呼んでいる内容は、
「仕事と直接関係ないことだけど、気に入られる要素」
ということです。

なくてもいいけど、あったら嬉しい。

おまけ付き。


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時に、「おまけ」の価値が、本体の価値より重視されることもあって

それが、【豪華な「おまけ」付きの美味しくないお菓子】。

【おまけは無いけど美味しいお菓子】は、きっと、
実直な職人タイプの仕事ってことになるのかな。

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仕事で「おまけ付き」が慣例化すると、
あったら嬉しいものをくれる人を探すようになり、

接待を要求したり、天下り先を用意させたり、
キックバックを要求したり、だんだん悪いことになっていきます。

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恋愛関係で
【豪華な「おまけ」付きの美味しくないお菓子】があるとしたら。

「好みでもないし気も合わないけど、貢いでくれる」とか
「生理的に受け付けないけど、皆に自慢できるステータスがある」とか

かな。

【おまけは無いけど美味しいお菓子】は、きっと、
「お金はないけど、一緒にいるととにかく楽しい」とか
「特にすごいステータスはないけど、気が合う」とか

かな。


しかしまぁ、
【そこそこの おまけで、そこそこ美味しい】
ってこともありますからねw

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でもね、単純に
【豪華な「おまけ」付きの美味しくないお菓子】という
逆転現象をを批判するんではなくて、
「おまけ」をもっと積極的に考えてみたら
けっこう良いんじゃないかな、と思っています。

つまり、
倫理道義に反さないのであれば、「おまけ」はどんどん付けたい。


相手が喜ぶことをいつも考える。
相手がなにで悩んでいるのか想像する。
相手がぶつかりそうなトラブルを先回りして回避する。


これってたぶん、日本的な営業の発想なんだと思うんですけど、
日本的でないビジネスの世界でも、シビアな金銭感覚とは
ちょっと違う次元で、「おまけ」はあるような気がするんです。

それでね、ずいぶん前から
「営業の達人は恋愛の達人」なんではないかと
思っているんですけど、いかが?

べつに駆け引き上手という意味ではなくて、
相手のことを思いやり、良きようにサポートするという姿勢が。

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冒頭で「巡り合わせ」と書いたのはそういう意味合いで、
仕事も恋愛も、ないものねだりをせず、
いま自分が巡り会っている人/仕事に精一杯の気持ちで応える、
ということが大事・・・

大事、というか、実は「それしかできない」んではないかなと
思ったりします。


色んな事情があり、どうにもできない悪循環や、
馬が合わない人、イヤなことを言う人、色々ありますが、
結局、今できることにきちんと対応し、
より良い環境/状況を願うなら、それにふさわしい自分に
なって「巡り合わせ」を呼び込むしかないんじゃないかと。

世界は無限だけど、過ごす時間は有限。
出会いの可能性は無限だけど、出会える人は有限。

自由のカオスから、ころっと飛び出た偶然を、
うまくキャッチして活かせるかどうか、という
マジシャン的な感覚や技能を持っている人だけが、
どんどん良い環境に自分を持って行けるのかなと。


だから運命も自由もない・・・


冷えた蒸気が雪の結晶になる時のように、
偶然を一瞬でカタチにする不思議な力が、
たえず作用して、世界は巡っているのかなと思うわけです。

人はその巨大な流れに逆らうことはできないけれど、
川を流されるカヌーで必死にオールを漕ぐように、
自分の好む方へ少しずつ近づいていくことはできる
のではないかな、と思います。


偶然に愛される、ということ。
チャンスをものにできる能力。意識の高さ。
強い運気。


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自分に「おまけ」が付いてるとしたら、どんなものか?

万人に愛される「おまけ」だろうか?
ごく限られた人に好まれる「おまけ」だろうか?


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自分が望む環境とは、どんなものだろうか?

そこは大勢の人が楽しく過ごせる場所だろうか?
それとも、自分だけが楽しく過ごせる場所だろうか?


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そんなことを考えています。








「おまけ」は、履歴書には書かれないものです。

同じ能力の営業さんなら、笑顔の良い人の方がいい。
同じ能力の経理さんなら、催促のうまい人の方がいい。
同じ能力の事務さんなら、事務所をキレイに保ってくれる方がいい。
同じ能力のデザイナーなら、人を育てられる人の方がいい。
同じ能力の職人さんなら、見えない所に気遣いのある人がいい。
同じ能力の社長さんなら、社員の人望が厚い人の方がいい。

でも、そんな「おまけ」のおかげで、次の仕事が生まれたりして
この場合の「本体」と「おまけ」の境界線は曖昧ですね。

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無口で愛想が悪いけど良い仕事をする人だっているわけで。

特に恋愛に関してなんて、なにが本体でなにが「おまけ」か
分かりにくいですよねw
ダメ男に惚れやすい女性はきっと「おまけ」に惹かれてるんだろうし。
色気があるとか。"母性本能"くすぐられるとか。

でも、同じ能力なら人当たりの良い営業さんの方が成績いいだろうし
社員に怖がられず会計管理をできる経理さんの方が優秀だと思うし
事務所をキレイにしてくれる事務さんの方が、会社にとって重宝だろうし
人を育てられるデザイナーの方が、会社の価値を底上げするだろうし
気遣いのある職人さんの方が、住んで嬉しい家を建ててくれそうだし
人望のない社長さんの会社は長くもたないだろうし

境界線はあって無いようなものなのかもしれません。

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ただ、「おまけ」は文学性とか芸術性とか、雰囲気に
通じるものでもあるのか?って気がしてきました。

同じ味なら雰囲気のいい店に行きたいし、
どうせなら恋人にもっとセクシーであって欲しいし、

なんの話をしてるのか混乱してきましたが^^;;;;;

また話が長くなりそうなので続きはまたいずれ。

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自分に対しては、能力と「おまけ」の充実を。
人に対しては、その人の全体を想像し、その人と過ごす未来を
「見る目」を養う必要がありそうです。

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最近、求人のことを調べていたんですが、

●グラフィックデザイナーという職種で

○印刷技術を分かってる人だと尚良し
○コミュニケーション能力の高い人だと尚良し
○前向きに提案できる人だと尚良し
○独自のセンスを持ちつつ、柔軟に対応できる人であって欲しい

△webデザインもできる人だと嬉しい
△コーディングできる人だと嬉しい
△webシステムも分かる人だと嬉しい
△マーケティングも分かる人だと嬉しい

・文章も書ける人だったらいいな
・イラストも描ける人だったらいいな
・写真も撮れる人だったらいいな
・企画提案力のある人だったらいいな

って感じで、果てしなく「おまけ」の連鎖が続いてしまいましたw

人事の仕事って大変だな〜と思った次第。

だってそんな人、いないもんw

募集条件でこんなの書いたら、お金がいくらあっても足りない。

面接とかで、●を満たしつつ○以下が伸びそうな人を選んでいく
「人を見る目」「人を育てる力」が、人事スキルなんだろうな。

でも人を育てるのって組織全体だからなぁ。

うまく行ってる組織では、なにか奇跡が起きてるか、
誰かが無理してるんだろうなぁ。


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人も仕事も、ある程度、時間が経ってみないと
本当の価値は分からないってことか。そうなのか。

フタを開けてみないと、何も分からないのか。

ツンデレか。





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